目次 Index
新規上場・IPO時の
チェックポイント
AI分析
AI-Analysis
■AI分析
IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 |
スケール基準 |
公募売出基準 |
上場基準 |
市場環境(公募期間) |
事業性基準 |
3 |
2 |
4 |
5 |
3 |
5 |
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。
■AI分析チャート
<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>
名称 |
初値 変化率 |
| +325.2% |
| +104.3% |
| +71.0% |
| +31.7% |
| +256.7% |
| +88.3% |
会社概要 CompanyOverview
- 会社名称:GMOフィナンシャルゲート
- 概要:クレジットカード、デビットカード、電子マネー、ポイント等による対面型決済を行う決済端末の提供及び決済処理サービスです
- 業種セクターは、情報・通信業です
- 東証マザーズに上場予定です。
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約91億円 (公募増資後)約97億円です
- 主幹事証券会社は、大和です。
https://gmo-fg.com/
まとめ Summary
- GMOフィナンシャルゲートは、対面決済サービスを提供する企業
- GMOペイメントゲートウェイが親会社である
- 加盟店が増えたり、決済代金が増えることが、売上増加に繋がる
- 収益体系は、導入時の売上、月次固定売上、決済処理に応じた売上がある
- 幅広い決済手段に対応していて、キャッシュレス決済が広まると恩恵を受けやすい
新規公開情報
Initial Public Offering Memo
■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約91億円 (公募増資後)約97億円です
- 公募総額は、6.1億円です
- 売出総額は、7.0億円です
- 公募増資による希薄化率は、約7%です
- 売出率は、約8%です
- 発行済株式数は、(公募前)3,595,170株です、
(公募後)3,835,170株です
- 新株予約権等の希薄化株数は、267,270株です
- 90日ロックアップ解除(当初予定)日は、2020年10月12日です
- 180日ロックアップ解除(当初予定)日は、2021年01月10日です
■申込/購入スケジュール情報
- 抽選(申込)期間:
2020年06月30日(火)~2020年07月06日(月)
購入する権利を得るために抽選の申込をする期間
- 当選発表日 :
2020年07月07日(火)
当選とともに購入価格(公募/売出価格)が決定する日付
- 購入(申込)期間:
2020年07月08日(水)~2020年07月13日(月)
当選した際に購入の意思表示(申込)をする期間
- 上場日予定日 :
2020年07月15日(水)
■公募売出詳細情報
- 申込株数単位:100株 (当選に必要な申込金額は、254,000円)
- 想定発行価格は、2420円です
- 仮条件は、2420円-2540円です
- 公募/売出価格は、2540円です
- 上場初値は、6550円です(+157.9%)
- 公募株数は、240,000株です
(国内募集:240,000株+海外募集:0株)
- 売出株数は、276,100株です
(国内売出:276,100株+海外売出:0株)
- 国内当選口数は、5,161口です
- 主幹事証券会社は、大和証券です
(当選口数が多い)
- その他幹事証券会社は、SMBC日興証券/みずほ証券/いちよし証券/丸三証券です
(主幹事より当選口数が少ない)
複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
大和 |
SMBC日興 |
みずほ |
いちよし |
丸三 |
主幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
■公募売出条件履歴
|
更新日 |
想定価格 |
仮条件 |
公募売出価格 |
初期募集時 | 2020-06-11 | 2420円 | | |
仮条件決定時 | 2020-06-29 | | 2420~2540円 | |
価格決定時 | 2020-07-07 | | | 2540円 |
|
更新日 |
公募 国内海外 合計株数 |
公募 (海外割当) |
売出&OA 国内海外 合計株数 |
売出 (国内割当) |
売出 (海外割当) |
OA (国内割当) |
OA (海外割当) |
初期募集時 | 2020-06-11 | 240,000 | 0 | 276,100 | 208,800 | 0 | 67,300 | 0 |
仮条件決定時 | 2020-06-29 | 240,000 | 0 | 276,100 | 208,800 | 0 | 67,300 | 0 |
価格決定時 | 2020-07-07 | 240,000 | 0 | 276,100 | 208,800 | 0 | 67,300 | 0 |
※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す
事業概要 BusinessOverview
事業概要は、
GMOグループ内で、対面決済サービス事業を提供する唯一の会社です
GMOインターネットGのGMOペイメントゲートウェイが64%出資するの孫会社の位置づけです
EC決済サービスは、親会社であるGMOペイメントゲートウェイが行っているため、
対面決済事業をメインとして行っており、グループ内で事業のすみ分けがあります
事業情報 Business Memo
事業構成(または売上構成)について
FY19/09期の売上構成は、
- 51%がイニシャル売上
- 14%がストック売上
- 7%がフィー売上
- 28%がスプレッド売上
事業(または売上)について
イニシャル売上は、
決済端末販売、開発受託売上、初期登録料売上などで構成されています。
加盟店が決済端末を導入する際に、端末販売代金、ライセンス料、決済処理センター登録費用を、
クレジットカード会社などの決済事業者または加盟店に請求します。
また、端末アプリの開発・カスタマイズを行う場合には、別途開発受託売上を請求します。
決済端末の販売が大半を占めます。
ストック売上(固定費売上)は、
カード会社や加盟店単位の月額固定売上、決済端末台数単位通信料売上などで構成されています。
決済代金の明細データの提供やシステム接続サービス、通信環境の提供を行い、
その対価をクレジットカード会社などの決済事業者または加盟店に請求します。
月次、定期的に請求する固定売上です。
フィー売上(処理料売上)は、
決済件数に応じた処理料売上、ロール紙売上などで構成されています。
加盟店とクレジットカード会社に対して決済処理サービスを提供し、
決済の処理件数に応じた対価を請求します。
スプレッド売上(加盟店売上)は、
決済金額に応じた手数料売上(加盟店手数料、取次手数料)です。
加盟店とクレジットカード会社などの決済事業者との契約をまとめて締結して、
加盟店への決済の入金も各決済事業者に代わり一括して請負う包括加盟店サービスです。
PICKUP
キャッシュレス決済手段は、接触型、非接触型、コード型があるが、幅広く対応しています
『stera』という、キャッシュレス決済に必要な機能をワンストップで提供する総合決済プラットフォームを
三井住友カードとともに大手加盟店へ導入を推進していきます
『オフィスペイ』という、社内にある自動販売機、コーヒーマシンなどの支払いが、
社員証ひとつで可能になる新サービスを2019年12月に提供開始
事業が近い企業 Competitor
- SBペイメントサービス
- ソニーペイメントサービス
- スクエア
- AIRペイ
などがあります。 多くの事業者が参入しているため、寡占などの状態にはありません