4379: Photosynth 
目論見書のポイント、AI分析


目次 Index

新規上場・IPO時の
チェックポイント

AI分析 
AI-Analysis

■AI分析

 IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
 5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 スケール基準 公募売出基準 上場基準 市場環境(公募期間) 事業性基準
1 1 1 5 3 5
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。

■AI分析チャート

<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>

名称 初値
変化率
4477:BASE
-6.9%
4448:Chatwork
-7.5%
4489:ペイロール
-6.5%
4480:メドレー
-2.3%
4479:マクアケ
+74.8%
3657:ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス
+21.3%

会社概要 CompanyOverview

https://photosynth.co.jp/



まとめ Summary

新規公開情報 
Initial Public Offering Memo

■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報

■申込/購入スケジュール情報

■公募売出詳細情報

  複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
大和 クレディ・スイス SBI みずほ いちよし
主幹事 主幹事 幹事 幹事 幹事

■公募売出条件履歴

更新日 想定価格 仮条件 公募売出価格
初期募集時2021-09-301500円
仮条件決定時2021-10-191250~1500円
価格決定時2021-10-271500円

更新日 公募
国内海外
合計株数
公募
(海外割当)
売出&OA
国内海外
合計株数
売出
(国内割当)
売出
(海外割当)
OA
(国内割当)
OA
(海外割当)
初期募集時2021-09-30700,00006,560,2005,613,3000946,9000
仮条件決定時2021-10-19700,00006,560,2005,613,3000946,9000
価格決定時2021-10-27700,00006,560,2003,596,7002,016,600946,9000
 ※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す



事業概要 BusinessOverview

事業概要は、
物理的な鍵による制約を無くし、1つのICカードや個人を特定する物理的なIDであらゆる 扉や
ゲートにスムーズにアクセスできる、扉の数と鍵の数がN:1の世界をキーレス社会と名付け、
その実現を目指し、クラウド管理型スマートロックシステムを展開しています。



事業情報 Business Memo

事業構成(または売上構成)について
 FY20/12期の売上構成は、


事業(または売上)について
Akerun事業は、
クラウドとインターネットでつながるスマートロック等のエッジ端末による個人認証と
セキュリティを主軸とした関連サービスを法人向け、住宅向けに展開しています。
特徴は大きく3つあります。

1つ目は、
ハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、月単位/年単位などで課金されるサブスクリプションモデルによる
レンタルサービスとして提供しています。
ARR(Annual Recurring Revenue:毎年繰り返し得られる年次経常収益)は順調に拡大中です。
このARRを支えるサブスクリプション収益の比率は事業収益全体の約90%です。

2つ目は、
クラウド上に構築するアクセス認証基盤「Akerun Access IntelligenceR」の高度な技術性があります。
この認証基盤は、一般的なユーザー情報と、ユーザーが日常的に利用するICカードなどの固有の物理ID情報を保有し、
インターネットを通じて認証に活用しています。

3つ目は、
企業規模を問わない広範なユーザー基盤に裏付けられた認証プラットフォームがもたらす、
社会インフラとしての価値があります。
2021年3月時点で現契約社数は3,700社、登録アカウント数は91万ユーザー。
法人向けの「Akerun入退室管理システムR」は、
「クラウド型入退室管理システムの導入社数/シェア」、「スマートロックの利用者数/シェア」、
「法人向けスマートロックの導入社数/シェア」の3分野でそれぞれトップシェアと、
クラウド型入退室管理システム及びスマートロックの市場を牽引しています。



PICKUP

収益モデルについて:
初期導入費用はゼロ、入退室管理システムのハードウェアとソフトウェアを月額/年額課金で提供。
収益の90%をサブスクリプション収益である。
月額1.8万円前後×約2100万ドア(オフィスドア)×12か月=4.5兆円が市場規模。
顧客獲得のための広告宣伝費の投資や開発費用が先行することから、純損失であり、
営業キャッシュフローは▲5.45億円の支出となっています。

ARR(年次経常収支)は堅調に成長しています。

Photosynth,ARR


アップセルについて:
オフィスビルを中心としたビルの入退館管理のための「Akerun来訪管理システム」の開発・提供に取り組み、
三井不動産やJR東日本との実証実験を行っています。サービス開始となるとアップセルの余地があります。

減損損失について:
Photosynth,減損損失

建物65,995千円、工具、器具及び備品8,306千円、賃貸用資産276,524千円、リース資産2,138千円、
賃貸用資産仮勘定73,047千円、建設仮勘定22千円、ソフトウエア32,461千円、ソフトウエア仮勘定24,536千円を
減損損失として特別損失に計上、この資産の回収可能額は将来CFに基づく評価額がマイナスのため、
回収可能額は零となっています。

顧客数について:
21年3月時点では、契約社数が約3700社、登録アカウント数が91万ユーザー

今後の成長について:
オフィス領域へのさらなる拡大と、既存顧客の追加導入を目指している
1社あたりの導入は、コメントから推測すると一部の扉への導入となっているようである。
また、合弁会社を設立した美和ロックの営業チャネルを生かして賃貸・分譲・戸建てへの導入を目指している。



事業が近い企業 Competitor

スマートロック/キーを提供する企業は、
などがあります。