5029:サークレイス 
目論見書のポイント、AI分析


目次 Index

新規上場・IPO時の
チェックポイント

AI分析 
AI-Analysis

■AI分析

 IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
 5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 スケール基準 公募売出基準 上場基準 市場環境(公募期間) 事業性基準
2 4 5 5 5 5
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。

■AI分析チャート

<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>

名称 初値
変化率
3965:キャピタル・アセット・プランニング
+130.0%
3931:バリューゴルフ
+151.2%
3634:ソケッツ
+81.8%
3629:クロス・マーケティング
-1.7%
3853:アステリア
+155.0%
4059:まぐまぐ
+319.8%

会社概要 CompanyOverview

https://www.circlace.com/



まとめ Summary

新規公開情報 
Initial Public Offering Memo

■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報

■申込/購入スケジュール情報

■公募売出詳細情報

  複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
大和 野村 SMBC日興 みずほ SBI 楽天 松井 いちよし
主幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事

■公募売出条件履歴

更新日 想定価格 仮条件 公募売出価格
初期募集時2022-03-08710円
仮条件決定時2022-03-25680~720円
価格決定時2022-04-04720円

更新日 公募
国内海外
合計株数
公募
(海外割当)
売出&OA
国内海外
合計株数
売出
(国内割当)
売出
(海外割当)
OA
(国内割当)
OA
(海外割当)
初期募集時2022-03-08750,0000112,50000112,5000
仮条件決定時2022-03-25750,0000112,50000112,5000
価格決定時2022-04-04750,0000112,50000112,5000
 ※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す



事業概要 BusinessOverview

事業概要は、
パソナグループの合弁会社パソナテキーラとして設立。クラウドの導入支援サービスとして、主にセールスフォースのプロダクトを中心に企業へ導入していて、サービスはコンサルティングサービスとプラットフォームサービスがあります。



事業情報 Business Memo

事業構成(または売上構成)について
 直近21年3期の売上構成は、


事業(または売上)について
コンサルティングサービスは、
セールスフォース(Salesforce)コンサルティングとアナプラン(Anaplan)コンサルティングがあります。
セールスフォースコンサルティングは、Salesforce社のプロダクトを顧客企業へ導入支援、コンサルティング、開発などを行っています。コンサルティングでは、顧客課題やビジネス環境にマッチしたソリューションを選定し、開発では既存アプリケーションでは満たせない顧客ニーズに対応するため、独自にアプリケーションを開発してサービスを提供します。
アナプランコンサルティングは、顧客企業ビジネス全体の可視性を高めるサービスを提供する、Anaplan社のプロダクトを顧客企業へ導入を行っています。

プラットフォームサービスは、
顧客に導入後のプラットフォームの運用・保守・定着化をサポートするサービスであるカスタマーサクセスと、自社開発のクラウドサービス(海外駐在員管理特化型サービスAGAVE、デジタルコミュニケーションプラットフォームサービスCirclace、個人情報取得申請管理ツールPrigisterOne)を展開するDX、そしてセールスフォース社認定のトレーニングサービスであるエデュケーションがあります。



PICKUP

売上の顧客構成について:
20年3月期の売上のうち、10%を超える大手顧客は、東京電力エナジーパートナーの約12%、アクサ生命の約12%であったが、
21年3月期の売上のうち、10%を超える大手顧客は、アルソア慧央グループの約10%のみとなっている。
導入時の一時売上がそれなりに大きいため、導入後はストック型収益が主要売上となり、顧客あたりの売上が減少することが背景にありそうである。

サークレイス,売上構成


今後の成長について:
DXやクラウド推進の追い風の中、需要が多いビジネスである。上場の資金調達の使途にあるが、エンジニア不足のために資金を活用することから、エンジニア確保の有無が成長のポイントとなりそうである。決算時のエンジニア数や従業員数の変化に要注目ですね。
リスクとしては、セールスフォース売上構成比率が9割と大きいため、セールスフォース市場の影響を受けやすいこと、自社プロダクトのCirclaceの開発や事業拡大のために投資を行う計画から利益面ではこの新規事業の影響を受けやすいこと、パソナとテキーラの保有割合が大きく市場流動性が約26%と低いことなどがあります。



事業が近い企業 Competitor

クラウドサービスの導入コンサルティング関連は、
などの中堅企業のほか、大手上場企業も幅広く参入しています。