目次 Index
新規上場・IPO時の
チェックポイント
AI分析
AI-Analysis
■AI分析
IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 |
スケール基準 |
公募売出基準 |
上場基準 |
市場環境(公募期間) |
事業性基準 |
3 |
2 |
2 |
2 |
1 |
1 |
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。
■AI分析チャート
<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>
名称 |
初値 変化率 |
| -6.7% |
| +19.6% |
| -7.5% |
| +23.9% |
| +16.6% |
| +0.0% |
会社概要 CompanyOverview
- 会社名称:守谷輸送機工業
- 概要:荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業です
- 業種セクターは、機械です
- 東証2部に上場予定です。
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約123億円 (公募増資後)約140億円です
- 主幹事証券会社は、SMBC日興です。
https://moriya-elevator.co.jp/
まとめ Summary
- 荷物用や船舶用エレベーターの販売、保守、点検の事業
- 顧客層は、主に倉庫や自動車、船舶などの法人企業
- 粗利率が約23%程度
- 1950年に創業
- 代表取締役が筆頭株主で資産管理会社や親族の持分と合わせると約94%超保有し、上場時に売り出し、約70%の保有率となる
- 新株予約権は約2.5%ある
新規公開情報
Initial Public Offering Memo
■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約123億円 (公募増資後)約140億円です
- 公募総額は、17.3億円です
- 売出総額は、22.4億円です
- 公募増資による希薄化率は、約14%です
- 売出率は、約18%です
- 発行済株式数は、(公募前)15,203,000株です、
(公募後)17,333,000株です
- 新株予約権等の希薄化株数は、385,000株です
- 180日ロックアップ解除(当初予定)日は、2022年09月12日です
■申込/購入スケジュール情報
- 抽選(申込)期間:
2022年03月02日(水)~2022年03月08日(火)
購入する権利を得るために抽選の申込をする期間
- 当選発表日 :
2022年03月09日(水)
当選とともに購入価格(公募/売出価格)が決定する日付
- 購入(申込)期間:
2022年03月10日(木)~2022年03月15日(火)
当選した際に購入の意思表示(申込)をする期間
- 上場日予定日 :
2022年03月17日(木)
■公募売出詳細情報
- 申込株数単位:100株 (当選に必要な申込金額は、81,000円)
- 想定発行価格は、770円です
- 仮条件は、730円-810円です
- 公募/売出価格は、810円です
- 上場初値は、820円です(+1.2%)
- 公募株数は、2,130,000株です
(国内募集:2,130,000株+海外募集:0株)
- 売出株数は、2,769,000株です
(国内売出:2,769,000株+海外売出:0株)
- 国内当選口数は、48,990口です
- 主幹事証券会社は、SMBC日興証券です
(当選口数が多い)
- その他幹事証券会社は、東海東京証券/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/みずほ証券/マネックス証券/SBI証券です
(主幹事より当選口数が少ない)
複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
SMBC日興 |
東海東京 |
三菱UFJモルガン・スタンレー |
みずほ |
マネックス |
SBI |
主幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
■公募売出条件履歴
|
更新日 |
想定価格 |
仮条件 |
公募売出価格 |
初期募集時 | 2022-02-14 | 770円 | | |
仮条件決定時 | 2022-03-01 | | 730~810円 | |
価格決定時 | 2022-03-09 | | | 810円 |
|
更新日 |
公募 国内海外 合計株数 |
公募 (海外割当) |
売出&OA 国内海外 合計株数 |
売出 (国内割当) |
売出 (海外割当) |
OA (国内割当) |
OA (海外割当) |
初期募集時 | 2022-02-14 | 2,130,000 | 0 | 2,769,000 | 2,130,000 | 0 | 639,000 | 0 |
仮条件決定時 | 2022-03-01 | 2,130,000 | 0 | 2,769,000 | 2,130,000 | 0 | 639,000 | 0 |
価格決定時 | 2022-03-09 | 2,130,000 | 0 | 2,769,000 | 2,130,000 | 0 | 639,000 | 0 |
※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す
事業概要 BusinessOverview
事業概要は、
国内及び海外において、エレベーター等の製造、販売、据付及び保守・修理事業を行っています。
国内では、主に荷物用及び船舶用エレベーターに係る事業活動、海外では、上海守谷電梯有限公司が中国における資材調達窓口として購買代理業務を担い、グループの仕入コストの低減に重要な役割を果たしつつ、中国における船舶用エレベーターの据付、保守を行っています。
事業情報 Business Memo
事業構成(または売上構成)について
FY21/03期の売上構成は、
- 53%が荷物用エレベーター売上
- 4%が船舶用エレベーター売上
- 43%が保守・修理売上
事業(または売上)について
エレベーター売上は、
主として積載量2トン以上の大型の荷物用エレベーターの売上です。
冷凍・冷蔵倉庫向けエレベーター、自動車用エレベーターなど顧客需要に対応したフルカスタマイズ製品を展開しています。
船舶用エレベーター売上は、
造船各社が受注先で、大型の外航船やフェリーなどに設置されるエレベーターです。
2003年にシンドラーエレベータから船舶用エレベータの技術等を譲り受けて販売を開始し、国内やアジア市場に事業を展開しています。
保守・修理売上は、
顧客との間でエレベーターに関する保守契約・点検契約を締結し、委託されたメンテナンスや修理、建築基準法で義務図けられた定期検査・定期点検業務を行っています。
PICKUP
ビジネスモデル:
エレベーター販売のフロービジネスと保守点検のストックビジネスの両輪で売上成長を図っていて、中期的に成長を継続しています
老朽化エレベーターの入れ替え需要について:
今後の成長について:
成長は、年間売上高を超える受注残に対応するために生産能力増強を行い、。新規設置台数を増加し、それに伴い保守点検契約台数が増加していくことや、老朽化したエレベーターの入替需要を取り込んでいくこと。
リスクは、主な原材料が鋼材やワイヤーロープ、モーター等で、鋼材の仕入価格については鉄鋼市場の影響を受けること、一部の資材については海外からの外貨建てによる調達を行っていること、生産性の向上や外部企業のスキル活用、保守・修理サービス拠点のカバー等を目的に、協力会社に製造工程の一部を委託していることによるコストアップの可能性などがあります。
事業が近い企業 Competitor
エレベーター関連事業は、
- (6544)ジャパンエレベーターサービスホールディングス
- (6406)フジテック
- (6502)東芝エレベータ
- (6503)三菱電機
その他、海外にもエレベーター関連企業があります。