目次 Index
新規上場・IPO時の
チェックポイント
AI分析
AI-Analysis
■AI分析
IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 |
スケール基準 |
公募売出基準 |
上場基準 |
市場環境(公募期間) |
事業性基準 |
1 |
3 |
2 |
5 |
1 |
1 |
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。
■AI分析チャート
<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>
名称 |
初値 変化率 |
| -8.1% |
| -25.0% |
| +52.5% |
| +34.5% |
| -23.6% |
| -18.2% |
会社概要 CompanyOverview
- 会社名称:イメージ・マジック
- 概要:オンデマンドプリントプラットフォームの提供、オリジナルプリントグッズの販売及び製造、IoT等を活用した製造に関するシステム及び関連機器の開発、販売及びコンサルティングです
- 業種セクターは、その他製品です
- 東証マザーズに上場予定です。
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約34億円 (公募増資後)約37億円です
- 主幹事証券会社は、みずほです。
https://imagemagic.jp/
まとめ Summary
- オンデマンドプリントサービスとそのサービスのBPO(ソリューション)
- 顧客層は、一般消費者、アパレル大手企業、小規模印刷事業者まで幅広い
- 粗利率が約33-40%程度
- 1995年に創業
- 日本創発グループ、凸版印刷、GMOペパボなどと資本業務提携
- 日本創発グループが筆頭株主で、上場時に一部売り出しするため、約30%の保有率となる
- 新株予約権が約17%ある
新規公開情報
Initial Public Offering Memo
■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約34億円 (公募増資後)約37億円です
- 公募総額は、3.0億円です
- 売出総額は、6.6億円です
- 公募増資による希薄化率は、約9%です
- 売出率は、約19%です
- 発行済株式数は、(公募前)1,965,300株です、
(公募後)2,135,300株です
- 新株予約権等の希薄化株数は、392,909株です
- 90日ロックアップ解除(当初予定)日は、2022年05月31日です
- 180日ロックアップ解除(当初予定)日は、2022年08月29日です
■申込/購入スケジュール情報
- 抽選(申込)期間:
2022年02月10日(木)~2022年02月17日(木)
購入する権利を得るために抽選の申込をする期間
- 当選発表日 :
2022年02月18日(金)
当選とともに購入価格(公募/売出価格)が決定する日付
- 購入(申込)期間:
2022年02月21日(月)~2022年02月25日(金)
当選した際に購入の意思表示(申込)をする期間
- 上場日予定日 :
2022年03月03日(木)
■公募売出詳細情報
- 申込株数単位:100株 (当選に必要な申込金額は、174,000円)
- 想定発行価格は、1840円です
- 仮条件は、1640円-1740円です
- 公募/売出価格は、1740円です
- 上場初値は、2800円です(+60.9%)
- 公募株数は、170,000株です
(国内募集:170,000株+海外募集:0株)
- 売出株数は、376,800株です
(国内売出:376,800株+海外売出:0株)
- 国内当選口数は、5,468口です
- 主幹事証券会社は、みずほ証券です
(当選口数が多い)
- その他幹事証券会社は、大和証券/野村證券/マネックス証券/楽天証券/SBI証券/松井証券です
(主幹事より当選口数が少ない)
複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
みずほ |
大和 |
野村 |
マネックス |
楽天 |
SBI |
松井 |
主幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
■公募売出条件履歴
|
更新日 |
想定価格 |
仮条件 |
公募売出価格 |
初期募集時 | 2022-01-25 | 1840円 | | |
仮条件決定時 | 2022-02-09 | | 1640~1740円 | |
価格決定時 | 2022-02-18 | | | 1740円 |
|
更新日 |
公募 国内海外 合計株数 |
公募 (海外割当) |
売出&OA 国内海外 合計株数 |
売出 (国内割当) |
売出 (海外割当) |
OA (国内割当) |
OA (海外割当) |
初期募集時 | 2022-01-25 | 170,000 | 0 | 376,800 | 305,500 | 0 | 71,300 | 0 |
仮条件決定時 | 2022-02-09 | 170,000 | 0 | 376,800 | 305,500 | 0 | 71,300 | 0 |
価格決定時 | 2022-02-18 | 170,000 | 0 | 376,800 | 305,500 | 0 | 71,300 | 0 |
※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す
事業概要 BusinessOverview
事業概要は、
インターネットを利用して行うアパレルや雑貨を主とした商品へのオンデマンドプリントサービスオンデマンドプリントの業務サービスをアパレルメーカー、印刷会社などへ提供するソリューション事業を行っています。小ロット受注に対応したソフトウエアと、システムで制御できるハードウエアの開発を行っています。
事業情報 Business Memo
事業構成(または売上構成)について
FY21/04期の売上構成は、
- 100%がオンデマンドプリントソリューション
事業(または売上)について
オンデマンドプリントソリューションは、オンデマンドプリントサービスとソリューションサービスに分かれます。
オンデマンドプリントサービスには、自社販売とパートナー企業からの受注があり、自社販売は、自社フラッグシップサイト「オリジナルプリント.jp」等の運営で、Tシャツなどの衣料品やマグカップなどの雑貨を中心としたアイテムを仕入れ、エンドユーザーからの注文を直接受注し、印刷加工して納品するサービスです。
パートナー企業からの受注は、プリント加工を行った上でパートナー企業に納品します。
パートナー企業のサイトを利用するユーザーからの発注は、パートナー企業から転送され、自社でプリント加工を行った製品を直接ユーザーへ納品する形となっています。
自社販売、パートナー企業からの受注のいずれも、受注データからクラウド生産管理システムのサーバーにより印刷に必要なデータを自動生成し、当社の工場又はシステム連携された当社のパートナー工場へ自動で生産指示が振り分けられ、受注から最短5分で梱包出荷処理まで進めることが可能となっています。
余剰生産、廃棄ロスを解決したい企業へのソリューションとして、アパレルメーカーや大手コンテンツホルダーなど様々な企業と連携が広がりつつあるようです。
PICKUP
巣ごもり消費:
2020年度は巣ごもり消費の影響が大きく、売上成長率が52.3%となっていますが、
前年の2019年度の売上成長率は37.6%のため、今回の成長は巣ごもり特需となるか、今後も継続するかどうか今後の決算の要確認のポイントです。
取引先:
主要取引先の売上構成比率があがっている
今後の成長について:
成長は、パートナー企業のプリントサービスのアウトソーシングの増加や、BtoCのECビジネスが巣ごもり消費の追い風による売上成長の期待があります。
リスクは、主要取引先であるGMOペパボの運営するEコマースサイト「SUZURI」で販売された商品の受託製造をしているため、その売上の変動による影響があることや、原材料やインクなどの印刷資材価格の高騰による利益率の低下などの影響がありそうです。
事業が近い企業 Competitor
オンデマンドプリント事業は、
- (4902)コニカミノルタの子会社キンコーズ
- (7751)リコー
- (4901)富士フィルム
- (非上場)富士ゼロックス
その他、非上場のオンデマンドプリントサービス専業会社が多数あります。