9220:エフビー介護サービス 
目論見書のポイント、AI分析


目次 Index

新規上場・IPO時の
チェックポイント

AI分析 
AI-Analysis

■AI分析

 IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
 5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 スケール基準 公募売出基準 上場基準 市場環境(公募期間) 事業性基準
5 4 1 3 5 3
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。

■AI分析チャート

<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>

名称 初値
変化率
7076:名南M&A
+45.0%
7698:アイスコ
+45.0%
6078:バリューHR
+101.8%
2173:博展
+37.9%
2162:nmsホールディングス
+14.0%
2163:アルトナー
+100.0%

会社概要 CompanyOverview

https://fb-kaigo.co.jp/



まとめ Summary

新規公開情報 
Initial Public Offering Memo

■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報

■申込/購入スケジュール情報

■公募売出詳細情報

  複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
野村 大和 SBI みずほ いちよし
主幹事 幹事 幹事 幹事 幹事

■公募売出条件履歴

更新日 想定価格 仮条件 公募売出価格
初期募集時2022-03-041210円
その他変更2022-03-181210~1400円
価格決定時2022-03-291400円

更新日 公募
国内海外
合計株数
公募
(海外割当)
売出&OA
国内海外
合計株数
売出
(国内割当)
売出
(海外割当)
OA
(国内割当)
OA
(海外割当)
初期募集時2022-03-04350,0000685,000550,0000135,0000
その他変更2022-03-18350,0000685,000550,0000135,0000
価格決定時2022-03-29350,0000685,000550,0000135,0000
 ※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す



事業概要 BusinessOverview

事業概要は、
信越、北関東エリアを中心に福祉用具、居宅介護支援、介護サービス(介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、訪問介護・看護など)をワンストップで提供しています。



事業情報 Business Memo

事業構成(または売上構成)について
 直近21年3期の売上構成は、


事業(または売上)について
福祉用具事業は、
福祉用具貸与・販売・住宅改修と、居宅介護支援があります。
福祉用具貸与は、福祉用具の利用を介護保険で支援するサービスです。要介護認定を受けた利用者が、福祉用具貸与事業所として都道府県知事より指定を受けた事業者からレンタルします。
レンタル商品は、車いす、車いす付属品、特殊寝台、特殊寝台付属品、床ずれ防止用具、体位変換機、移動用リフト(つり具の部分を除く)、認知症老人徘徊探知機、手すり、スロープ、歩行器、歩行補助杖、自動排泄処理装置などがあります。このレンタル商品は、自社所有の場合とレンタル卸事業者からの借入の場合があります。
住宅改修としては、介護保険制度を利用して、手すりの設置や段差解消等を行う住宅改修サービスを提供しています。
居宅介護支援は、自社のケアマネジャーがケアプランを作成し、プランに基づいた介護サービスを提供する事業所等との連絡・調整などを行うサービスです。

介護事業は、
介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、デイサービス、訪問看護、介護保険外サービスなどがあります。
介護付き有料老人ホームは、
地方自治体の公募による事業指定(認可)を受けた有料老人ホームで、介護保険制度上で「特定施設入居者生活介護」に分類されるサービスです。介護、看護スタッフが常駐しており、専属のケアマネジャーがプランを作成し、日常生活における介護サービス全般が24時間行われます。
住宅型有料老人ホームは、
要介護者や、介護認定なし・要支援状態の高齢者を受け入れている施設です。食事の提供などの対応や介護相談などのサービスがあり、介護が必要な場合は、外部からの訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用します。
グループホームは、
「認知症対応型共同生活介護」として介護保険制度の地域密着型サービスに分類されます。要支援2以上の認知症の人少人数(5~9人)を1ユニットとした共同生活の形態で介護サービスを提供するサービスです。
小規模多機能型居宅介護は、
2006年4月の介護保険制度の改正により新たに創設された「地域密着型サービス」で、介護が必要になっても、住み慣れた地域で家族や知人に囲まれながら暮らしたいといった利用者の思いを重視したサービスです。デイサービスのように事業所への『通い』を中心に、必要であれば事業所スタッフによる自宅への『訪問』や家族が留守の場合等は『泊まり』の3つのサービスを組み合せて利用します。
看護小規模多機能型居宅介護は、
退院直後や終末期などの医療的ケアが必要な人への在宅生活を支えらるよう、小規模多機能型居宅介護に「訪問看護」の機能を加えた介護と看護を一体的に提供する地域密着型サービスです。
デイサービスは、
介護保険サービスの「通所介護」の通称で、スタッフによる車での送迎により施設に通い、健康チェック、体操や食事などのサービスが受けられます。
訪問介護は、
訪問介護員「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上の資格取得者」が高齢者向け住宅などを直接訪問するサービスです。身体介護や生活援助を提供しております。
訪問看護は、
自宅での療養生活や介護生活を支えるサービスです。看護師などの医療従事者が定期的に自宅を訪問し、医療処置を含めたケアや生活援助を行います。主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置や、自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も行う事も可能となっています。
介護保険外サービスには、
自社グループの施設向けへの食事提供サービスと、調剤薬局の運営(スマイル薬局)があります。



PICKUP

エリア拠点:

エフビー介護サービス,エリア


介護人材不足:
2025年には、介護人材の需要と供給のギャップが38万人まで到達する見込みであり、需要の多いビジネスである一方、従業員確保がネックとなりやすい環境です。
エフビー介護サービス,人材不足


今後の成長について:
需要は多いビジネスであるため、いかに供給を増やせるかが課題となっている中、上場によって調達した資金を施設開設の設備投資や福祉用具事業の開設に投資する計画となっています。
今後、会社事業計画を確認することが今後の成長を見通す重要なポイントとなりそうです。
リスクとしては、人材不足による成長鈍化、同業他社の事業拡大との競争激化、有利子負債比率が6割超と借入負債が多くなるビジネスモデルのため金利上昇は今後の借入コスト上昇リスクなどがあります。



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福祉・介護関連は、
など、その他、小規模の非上場企業が幅広く参入しています。