4194:ビジョナル 
目論見書のポイント、AI分析


目次 Index

新規上場・IPO時の
チェックポイント

AI分析 
AI-Analysis

■AI分析

 IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
 5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 スケール基準 公募売出基準 上場基準 市場環境(公募期間) 事業性基準
5 1 1 5 4 5
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。

■AI分析チャート

<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>

名称 初値
変化率
4176:ココナラ
+91.7%
4443:Sansan
+5.8%
4385:メルカリ
+66.7%
4017:クリーマ
+35.9%
4060:rakumo
+204.0%
4449:ギフティ
+25.3%

会社概要 CompanyOverview

https://visional.inc/



まとめ Summary

新規公開情報 
Initial Public Offering Memo

■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報

■申込/購入スケジュール情報

■公募売出詳細情報

  複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
野村 三菱UFJモルガン・スタンレー SMBC日興 みずほ 大和 楽天 SBI マネックス
主幹事 主幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事

■公募売出条件履歴

更新日 想定価格 仮条件 公募売出価格
初期募集時2021-03-174355円
仮条件決定時2021-04-064500~5000円
価格決定時2021-04-125000円

更新日 公募
国内海外
合計株数
公募
(海外割当)
売出&OA
国内海外
合計株数
売出
(国内割当)
売出
(海外割当)
OA
(国内割当)
OA
(海外割当)
初期募集時2021-03-172,127,7001,622,60011,515,6001,274,4009,974,300266,9000
仮条件決定時2021-04-062,127,7002,105,20011,515,6001,274,4009,974,300266,9000
価格決定時2021-04-122,127,7002,105,20011,515,6001,274,4009,974,300266,9000
 ※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す



事業概要 BusinessOverview

事業概要は、
複数の子会社をもち、多角化経営を展開しています。メイン事業の株式会社ビズリーチは、
企業の採用から人財のパフォーマンスマネジメントまでの人財マネジメントサービスを提供。
この他には、ビジョナル・インキュベーション株式会社が、
「事業承継 M&A プラットフォーム:BizReach SUCCEED」、
「B2B リードジェネレーションプラットフォーム:BizHint」、
「オープンソース脆弱性管理ツール:yamory」等の展開を行っています。
その他にも、トラボックス株式会社が「物流 DX プラットフォーム:トラボックス」を提供し、
株式会社 BINARは「ハイスキル IT エンジニア転職プラットフォーム:BINAR」を提供しています。



事業情報 Business Memo

事業構成(または売上構成)について
 FY20/07期の売上構成は、


事業(または売上)について
HR-Techセグメントは、
ビズリーチ事業が8割超の売上を占めています。
ビズリーチ事業は、求人企業・ヘッドハンターが利用します。
求人企業は、プラットフォーム上で求職者を検索し、直接スカウトをすることができます。
ヘッドハンターもプラットフォーム上で求職者を検索し、スカウトを求職者に送信することができます。
転職事業以外には、採用管理クラウド「HRMOS採用」と人材管理クラウド「HRMOS」があります。
このプラットフォームは、求人作成・進捗管理・社員紹介採用などの業務を一元管理できるサービスです。

Incubationセグメントは、
DXを進めることができる大きな市場ポテンシャルを有する領域で、新規事業の創出するセグメントです。

売上高について
ビズリーチ事業の売上は、
ビズリーチのプラットフォーム利用料+転職成功時の成功報酬(年収の一定割合)となっています。
求人企業のスタンダードプランは、プラットフォーム利用料が6か月85万円、成功報酬が15%です。
ヘッドハンターのスタンダードプランは、プラットフォーム利用料が6か月60万円です。
ヘッドハンター経由の場合、ヘッドハンターが得る紹介手数料のうち一定割合をビズリーチへ支払います。
売上比率は、企業の直接採用からの売上が約6割、ヘッドハンターからの売上が約4割です。
採用管理クラウド「HRMOS採用」と人材管理クラウド「HRMOS」は、
企業の規模によって定まる年額利用料×契約企業数のサブスクリプション型です。
一部、導入時の導入料金がありますが、メイン収入はサブスクリプション収入になります。
プランの種類がいくつかあり、アップセルが見込めます。



PICKUP

ビズリーチ事業の導入企業数・利用企業数・ヘッドハンター数・スカウト可能会員数の推移について

ビジョナル,推移


採用管理クラウド「HRMOS採用」と人材管理クラウド「HRMOS」
採用管理クラウド『HRMOS採用』は、
採用活動の一元管理によってオペレーションを効率化します。
・面接の日程調整や人材紹介会社とのやりとりなど、採用に関するすべての業務を同一システム内で完結
・求人媒体、人材紹介会社ごとの応募数、選考通過率、採用実績、採用単価等を「見える化」

人材管理クラウド『HRMOS』は、
人財活用をサポートする経営者・人事担当者向けの従業員データベースです。
・レポートツールを用いて、従業員数の推移や平均勤続年数・退職率などを取得可能
・育成対象者やハイパフォーマーのリスト等を簡単に作成し、人財活用に繋げる
人材管理クラウド『HRMOS』のシステムイメージ
ビジョナル,人材管理クラウド『HRMOS』


コロナ禍によって利用企業数の伸びが鈍化していますが、これは解約率が高まったことによる影響のようです。
Churn Rate(顧客の解約率)は、2020年4月から5月の緊急事態宣言の影響で高まり、
10月に2%まで上昇したものの、直近2021年1月(21Q2)のChurn rateは0.76まで減少しています。
2021年に入ってから3か月間減少中です。
HRMOS事業のARR/利用中企業数/ARPU/Churn Rateの推移
ビジョナル,ARR等の推移


収益・コスト構造について
原価は、プロダクト開発のエンジニア・デザイナーの人件費とサーバー利用料です。
原価率は10-20%程度と高くはありません。
販管費は、エンジニア以外の人件費と広告宣伝費です。
人員拡大計画のため、人件費の増加などによって販管費率が高い構造となっています。
これは、メイン事業以外のグループ拡大による影響もありそうです。



事業が近い企業 Competitor

転職関連事業は、
人材マネジメント事業は、