目次 Index
新規上場・IPO時の
チェックポイント
AI分析
AI-Analysis
■AI分析
IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
| 人気基準 |
スケール基準 |
公募売出基準 |
上場基準 |
市場環境(公募期間) |
事業性基準 |
| 1 |
4 |
1 |
5 |
1 |
5 |
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。
■AI分析チャート
<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>
| 名称 |
初値 変化率 |
|
| +133.3% |
|
| +130.5% |
|
| +170.0% |
|
| +169.6% |
|
| +233.3% |
|
| +75.8% |
会社概要 CompanyOverview
- 会社名称:エッジテクノロジー
- 概要:AI実装の支援及びビッグデータ解析コンサルティングです
- 業種セクターは、情報・通信業です
- 東証マザーズに上場予定です。
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約35億円 (公募増資後)約37億円です
- 主幹事証券会社は、SMBC日興です。
https://www.edge-tech.co.jp/
まとめ Summary
- AIソリューションやAI教育サービスの提供
- 21年10月時点のリカーリング売上構成比率は約75%
- 主な顧客ターゲットは、ビッグデータを保有する大企業と、AI関連スタートアップ企業
- 粗利率が約33%前後
- 2006年開業、2014年に株式会社を設立
- 創業者が代表取締役社長であり、株式保有率が90%超。新規上場時に売り出しとして約20%が放出される。
- 株主にベンチャーキャピタルはいない
- 新株予約権が約26%ある
新規公開情報
Initial Public Offering Memo
■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報
- 企業規模は、(上場前)想定時価総額が、
(公募増資前)約35億円 (公募増資後)約37億円です
- 公募総額は、1.9億円です
- 売出総額は、9.0億円です
- 公募増資による希薄化率は、約5%です
- 売出率は、約26%です
- 発行済株式数は、(公募前)10,000,000株です、
(公募後)10,544,000株です
- 新株予約権等の希薄化株数は、258,400株です
- 180日ロックアップ解除(当初予定)日は、2022年08月15日です
■申込/購入スケジュール情報
- 抽選(申込)期間:
2022年02月01日(火)~2022年02月07日(月)
購入する権利を得るために抽選の申込をする期間
- 当選発表日 :
2022年02月08日(火)
当選とともに購入価格(公募/売出価格)が決定する日付
- 購入(申込)期間:
2022年02月09日(水)~2022年02月15日(火)
当選した際に購入の意思表示(申込)をする期間
- 上場日予定日 :
2022年02月17日(木)
■公募売出詳細情報
- 申込株数単位:100株 (当選に必要な申込金額は、35,000円)
- 想定発行価格は、690円です
- 仮条件は、300円-350円です
- 公募/売出価格は、350円です
- 上場初値は、694円です(+98.3%)
- 公募株数は、544,000株です
(国内募集:544,000株+海外募集:0株)
- 売出株数は、2,572,500株です
(国内売出:2,572,500株+海外売出:0株)
- 国内当選口数は、31,165口です
- 主幹事証券会社は、SMBC日興証券です
(当選口数が多い)
- その他幹事証券会社は、野村證券/SBI証券/楽天証券/いちよし証券/極東証券/松井証券です
(主幹事より当選口数が少ない)
複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
| SMBC日興 |
野村 |
SBI |
楽天 |
いちよし |
極東 |
松井 |
| 主幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
幹事 |
■公募売出条件履歴
|
更新日 |
想定価格 |
仮条件 |
公募売出価格 |
| 初期募集時 | 2022-01-14 | 690円 | | |
| 仮条件決定時 | 2022-01-31 | | 300~350円 | |
| 価格決定時 | 2022-02-08 | | | 350円 |
|
更新日 |
公募 国内海外 合計株数 |
公募 (海外割当) |
売出&OA 国内海外 合計株数 |
売出 (国内割当) |
売出 (海外割当) |
OA (国内割当) |
OA (海外割当) |
| 初期募集時 | 2022-01-14 | 613,000 | 0 | 2,862,900 | 2,409,600 | 0 | 453,300 | 0 |
| 仮条件決定時 | 2022-01-31 | 544,000 | 0 | 2,572,500 | 2,166,000 | 0 | 406,500 | 0 |
| 価格決定時 | 2022-02-08 | 544,000 | 0 | 2,572,500 | 2,166,000 | 0 | 406,500 | 0 |
※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す
事業概要 BusinessOverview
事業概要は、
AIアルゴリズム事業として、AIソリューションサービス・AI教育サービス・AIプロダクトの開発/販売を展開しています。テクノロジーの中でも、技術進歩が速く人々への貢献が今後大きく見込めるAI領域を創業時からのビジネスドメインとしています。
事業情報 Business Memo
事業構成(または売上構成)について
FY21/04期の売上構成は、
- 84%がAIソリューションサービス事業
- 10%がAI教育サービス事業
- 6%がAIプロダクトサービス事業
事業(または売上)について
AIソリューションサービス事業は、
AIアルゴリズムを顧客の業務・システムに実装するAIソリューションサービスを提供しています。
顧客の業務改善や経営課題の解決を目的として業務分析を行い、データを活用することで解決可能な課題を判別して概念実証を行います。そして、既存の業務・システムにAIアルゴリズムを組み込み、実装・運用するところまで実施します。
また、「BIGDATA NAVI」等を通じて、フリーランスのAI人材データベースを保有しています。このAI人材データベースを活用し、顧客のビジネス上の課題に合わせて社員とフリーランスで専門チームを編成するところが特徴のひとつです。
AI教育サービス事業は、
自社のAI人材データベースを生かした講師陣を活用して、専門性の高いAI講座を開講していることが強みです。
AI教育講座は、仕事に直結するAI講座をテーマにし、講師陣には経験豊富な現役データサイエンティストを迎え、実務的解決策を習得可能としています。
当初は個人向けのAI教育プログラムとしてスタートしていたが、実務で使える技能習得というコンセプトから、法人研修まで拡大中です。
AIプロダクトサービス事業は、
現在販売しているサービスは、2017年にリリースしたAI営業支援システム「GeAIne(ジーン)」です。GeAIneは送信先企業のリストをアップロードするだけで、予め設定した営業文書を対象企業の問い合わせフォームに一括で自動書き込みできるサービスです。自動で対象企業のURL特定、ホームページを解析して問い合わせフォームを検出し、自動書き込みを実行します。従来の電話営業や人手によるHP検索、メール配信営業の工数を大幅に削減することが可能です。
利用社数104社(21年10月末辞典)のサービスに成長しています。
このサービスは、自社の営業手法を自動化した製品がGeAIneであり、現在も自社の営業手法の一つとして活用しています。
PICKUP
売上構成:
リカーリング型顧客はAIソリューションサービスの2021年4月期の売上のうち77.6%を占め、主要な収益基盤となっています。
平均売上単価は、リカーリング型顧客は15,892千円に対して通常顧客は3,832千円と、大きく異なります。
リカーリング売上比率と売上単価:
重要指標:
売上総利益は「月次稼働人員数×1稼働人員あたりの平均粗利」のようです。
22年4月期2Qにおける月次稼働人員数の平均は134人月、1稼働人員あたりの平均粗利は327千円となっています。
売上総利益について:
今後の成長について:
AIビジネス市場の成長は大きく期待されていることや、AI人材の需給ギャップが今後さらに拡大していく市場環境から、市場環境は追い風となりそうです。
リスクは、さまざまなIT企業もAI参入を開始していることの競争激化や、AIビジネスの差別化ができるのかどうか、AI人材の確保、技術進歩の速度が早いことなどがあります。
事業が近い企業 Competitor
AIソリューション関連は、
- (2158)FRONTEO
- (4011)ヘッドウォータース
- (4488)AI inside
- (4493)サイバーセキュリティクラウド
- (3906)ALBERT
ビッグデータ関連では、
- (3925)ダブルスタンダード
- (3655)ブレインパッド
- (3680)ホットリンク
など、多くの企業がAIビジネスに参入しています。