4416:True Data 
目論見書のポイント、AI分析


目次 Index

新規上場・IPO時の
チェックポイント

AI分析 
AI-Analysis

■AI分析

 IPOの情報をAIが統計的に傾向を分析。
 5に近いほど公募価格に対して初値の上昇率が高い傾向を示す。
人気基準 スケール基準 公募売出基準 上場基準 市場環境(公募期間) 事業性基準
1 2 1 5 2 5
※傾向の分析であり、結果を保証するものでは一切ありません。
株式の購入や売却等を勧誘するものではなく、また、投資アドバイスでもありません。
※詳しくは免責事項を確認ください。

■AI分析チャート

会社概要 CompanyOverview

https://www.truedata.co.jp/



まとめ Summary

新規公開情報 
Initial Public Offering Memo

■上場前時価総額・発行比率・希薄化比率・ロックアップ解除情報

■申込/購入スケジュール情報

■公募売出詳細情報

  複数の幹事証券会社に申込するとより当選しやすくなります
いちよし みずほ 大和 マネックス SBI 松井 楽天 東洋 極東 水戸 岡三
主幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事 幹事

■公募売出条件履歴

更新日 想定価格 仮条件 公募売出価格
初期募集時2021-11-112220円
仮条件決定時2021-11-292000~2220円
価格決定時2021-12-072220円

更新日 公募
国内海外
合計株数
公募
(海外割当)
売出&OA
国内海外
合計株数
売出
(国内割当)
売出
(海外割当)
OA
(国内割当)
OA
(海外割当)
初期募集時2021-11-11170,00001,248,4001,063,4000185,0000
仮条件決定時2021-11-29170,00001,248,4001,063,4000185,0000
価格決定時2021-12-07170,00001,248,4001,063,4000185,0000
 ※:( )は内訳を表す 例:公募(海外割当)の場合、公募の国内割当と海外割当があり、そのうち海外割当分を示す



事業概要 BusinessOverview

事業概要は、
日本最大規模の消費者マーケティングデータ(ID-POSデータ)を小売業者から収集し、企業各社の顧客分析から販促支援、外部へのデータガバナンスに基づくデータ提供支援、AIなどテクノロジー支援、データ活用教育支援までフルサポートする購買データプラットフォームを提供するサービスです。



事業情報 Business Memo

事業構成(または売上構成)について
 FY21/03期の売上構成は、


事業(または売上)について
メーカー向けソリューションは、
「イーグルアイ」、「ドルフィンアイ」などの分析ツールを提供しています。
「イーグルアイ」は、全国および地域単位での消費者の購買動向を把握することが可能な分析ツールで、年間契約SaaS型であり、現在100社前後の消費財メーカーへサービスを提供しています。
「ドルフィンアイ」は、ユーザーが知りたい商品のカテゴリーや地域を選択するだけで消費者の購買情報が表示されるツールを提供するサービスで、年間契約SaaS型です。
消費財メーカーだけでなく、小売業、教育機関、メディアなどへサービスを提供しています。

リテール向けソリューションは、
「ショッピングスキャン」を中心に小売業者へサービスを提供しています。
これは、小売業向けに自社のID-POSデータやPOSデータの分析ツールを提供するサービスで、年間契約SaaS型です。
小売業が自社データを消費財メーカーに開示してデータを外販できる機能を搭載しています。
産業向けソリューションは、消費者購買に関わるデータや分析レポート、AI等のサービスを幅広い業種へ提供しています。
これらサービスを提供する上で要となるデータの付加価値を高めていくために、ドラッグストア、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニ、ECなど他業態の小売業のデータ連携を推進しつつ、自動車、キャッシュレス決済など他の消費者ビッグデータホルダーとのデータ連携を推進していっています。



PICKUP

収益モデルについて:
主要プロダクトは年間契約SaaS型であり、ストック型の売上構成比率が約78%である。

ストック型売上の構成比率:

True Data,StockSales


POSデータとID-POSデータの違いについて:
POSデータは、販売時点の商品の購買実績データであり、店舗売上と連動しているがどのような人が購入したかの情報がないため、活用が限定的である。
一方、ID-POSデータは、会員属性とPOSデータを掛け合わせたデータであり、顧客属性毎の購入実態調査、キャンペーン施策などの販促効果をデータから検証できたり、活用度が広い。

イーグルアイの売上推移:
True Data,イーグルアイ


ショッピングスキャンの売上推移:
True Data,ショッピングスキャン


今後の成長について:
19年3月期にコンビニ向け売上がなくなったことで減収となったが、その後、21年3月期にはストック型売上の継続的な成長によって過去最高水準の売上高となっています。
今後もDX時代のマーケティングではデータ分析が重要な役割を担っていくことから、成長の期待ができそうです。
リスクは、ビジネスの要となっているデータを上位数社の国内大手小売業者に依存していること。
各業界のビッグデータホルダーとデータ連携をすることでデータ付加価値が高まっていくと、安定性と収益性が高まりそうです。



事業が近い企業 Competitor

ビッグデータを活用することが重要になってくる時代となりつつあり、
多くの企業が競合となりえます。その中でも現在、ビッグデータを活用したサービス提供する企業は、
などがあります。