人気基準 | スケール基準 | 公募売出基準 | 上場基準 | 市場環境(公募期間) | 事業性基準 |
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1 | 1 | 1 | 5 | 1 | 5 |
<IPO条件の傾向が近い過去上場の銘柄群>
名称 | 初値 変化率 |
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-12.7% | |
+6.6% | |
+1.4% | |
-6.6% | |
+2.5% | |
-15.3% |
大和 | 三菱UFJモルガン・スタンレー | 松井 | あかつき | 楽天 | 岩井コスモ | マネックス |
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主幹事 | 主幹事 | 幹事 | 幹事 | 幹事 | 幹事 | 幹事 |
更新日 | 想定価格 | 仮条件 | 公募売出価格 | |
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初期募集時 | 2021-11-16 | 1290円 | ||
仮条件決定時 | 2021-12-03 | 1100~1290円 | ||
価格決定時 | 2021-12-13 | 1290円 |
更新日 | 公募 国内海外 合計株数 |
公募 (海外割当) |
売出&OA 国内海外 合計株数 |
売出 (国内割当) |
売出 (海外割当) |
OA (国内割当) |
OA (海外割当) |
|
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初期募集時 | 2021-11-16 | 2,800,000 | 0 | 14,996,900 | 12,675,700 | 0 | 2,321,200 | 0 |
仮条件決定時 | 2021-12-03 | 2,800,000 | 0 | 14,996,900 | 12,675,700 | 0 | 2,321,200 | 0 |
価格決定時 | 2021-12-13 | 2,800,000 | 0 | 14,996,900 | 5,705,400 | 6,970,300 | 2,321,200 | 0 |
事業概要は、
「金融をサービスとして再発明する」をミッションに掲げ、金融サービス提供者向けの次世代クラウド基幹システムの提供を行っています。
事業(または売上)について
金融インフラストラクチャ事業は、
金融サービスを運営するのに必要となる複雑な基幹システムを、クラウドベースでSaaS型のシステムをBaaS(Brokerage as a Service)として顧客に提供しています。証券インフラストラクチャ、保険インフラストラクチャを展開しています。
証券インフラストラクチャビジネスでは、自社サービスである「STREAM」に加え、株式会社クレディセゾンをパートナーとする「セゾンポケット」やANA X株式会社をパートナーとするアクティブ資産運用サービス「Wealth Wing」が「BaaS」上で稼働し、保険インフラストラクチャビジネスでは、スマートプラス少額短期保険株式会社が少額短期保険業者としての登録が完了し、保険インフラストラクチャ「Inspire」を利用した少額短期保険である「母子保険はぐ」の販売を開始し、更に、「Inspire」の第2号案件として、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社へシステム提供を開始しています。
フィンテックソリューション事業は、
金融機関向けにデジタルトランスフォーメーションやデジタルマーケティングの支援を提供しています。
① ソリューションビジネス
金融機関に対して、デジタルトランスフォーメーションの支援を行い、開発委託費やサービス維持運営費を収益としています。
モジュール化されたソリューションを用いて顧客の要件に迅速に対応し、顧客のニーズに合わせて、ビジネス企画から開発、マーケティングまでEnd-to-Endのソリューションを提供してます。
株式会社三菱UFJ銀行の例では、同社の金融デジタルサービス「MoneyCanvas」のシステム構築支援を開始しています。
グループが保有するデジタル金融の統合基盤技術が採用され、資産運用サービスや保険商品といった様々な金融サービスをラインナップに揃えたプラットフォーム上でアカウントを一元化でき、1つのアカウントで複数の金融機関のサービスを利用することが可能になります。
② マーケティングビジネス
PCやスマートフォンを通じて、潜在層ユーザーにアクセスしたい金融機関の販促活動を支援することで、送客ユーザー数等に応じて広告掲載料を収益としています。
様々な金融関連サービスに関心を有する潜在層ユーザー向けに、当社のウェブサイトやスマートフォンアプリを通じて、金融に関する学習、デモトレーディング等のゲーミフィケーションや金融商品サービスの比較を行うことができるサービスを提供し、潜在層ユーザーを集客してます。
なお、このうち「オーダーフローシェアビジネス」は、2020年11月をもって本ビジネスから撤退しています。
ビッグデータ解析事業は、
「① データライセンスビジネス」と「② データ解析支援ビジネス」で構成され、ビッグデータを保有する企業のデータ利活用の促進を支援しています。
① データライセンスビジネス
ビッグデータを保有する企業のデータを解析し、解析結果をライセンスとして外部に販売することでデータライセンス料を収益としています。
現在はPOSデータやクレジットカードデータ等のデータを中心に、データホルダーとレベニューシェア契約を結び、解析されたデータを官公庁や国内外の機関投資家に提供しています。
② データ解析支援ビジネス
金融機関や事業会社に対して、保有するビッグデータを活用したマーケティングやサービス改善、業務効率向上の支援を行い、開発委託費等を収益としています。
収益モデルについて:
初期導入収益、月額固定収益、従量課金収益があります。
初期導入収益は、金融インフラストラクチャ事業の証券インフラストラクチャ「BaaS」、保険インフラストラクチャ「Inspire」、フィンテックソリューション事業の「ソリューションビジネス」における新規導入開発費やビッグデータ解析事業の「データ解析支援ビジネス」の一時収益です。
月額固定収益は、金融インフラストラクチャ事業の証券インフラストラクチャ「BaaS」、保険インフラストラクチャ「Inspire」のインフラ利用料、フィンテックソリューション事業の「ソリューションビジネス」におけるサービス運営費やビッグデータ解析事業の「データライセンスビジネス」のライセンス料です。
従量課金収益は、金融インフラストラクチャ事業の証券ビジネスや保険ビジネス、フィンテックソリューション事業の「マーケティングビジネス」、「オーダーフローシェアビジネス」から生じる、取引量に連動する収益があります。
BaaSの特徴とイメージ図:
証券サービスの構築に必要となる多様な外部連携を全てクラウド上で管理することで、パートナー企業は、独自開発時に比べ、初期投資額を削減することができ、企画からサービス開始までの期間も短縮することが可能である点が特徴。